【新唐人2016年6月14日】
6月13日の夜、米下院は全会一致で「中国共産党の臓器狩り停止を求める」決議案343号を採決しました。この決議案は米下院外交委員長の共和党議員ロス・レイティネン氏と民主党議員ジェラルド・コネリー氏など8名の議員が提出したもので、中国共産党政府に対して、法輪功学習者や良心の囚人から強制的に臓器を摘出する行為の即時停止と、また、17年間にも及ぶ法輪功への弾圧をただちに停止するよう求めました。多くの議員が表決の前に支持を表明しました。
下院議員外交委員長イリアナ・ロス・レーチネン氏
「バージニア州の同僚と共に、343号決議案を提出し、中国政府が良心の囚人や、宗教関係者、少数民族の人々から、強制的に臓器を摘出する行為を非難できたことを誇りに思います。」
下院議員外交委員副委員長エリオット・エンゲル氏
「私は選挙区の民衆から聞きました。これは良心の囚人を標的とする臓器狩りであり、法輪功学習者や宗教関係者と少数民族の人々も含まれていることに不安を感じています。」
下院議員クリス・スミス氏
「この法案の重要な意義は、21世紀最大の罪悪を明るみに出したことです。彼らは17年間かけて、中国で法輪功を根絶しようとしています。」
アメリカ下院343号決議案は、臓器販売を目的とする宗教関係者及び政治犯の殺害は許しがたい行為であり、生命の基本権利への侵害だと述べています。決議案は中国共産党政府に対して、法輪功学習者や良心の囚人から強制的に臓器を摘出する行為の即時停止と、17年間にも及ぶ法輪功への弾圧をただちに停止し、また、臓器移植システムについて、透明性・独立性のある調査を行うよう求めました。
決議案はさらに、強制的な臓器摘出に関与した人物たちには渡航ビザの許可を禁止することなどを求め、国会へ年度報告書を提出しました。
新唐人記者:
「2010年、米下院が決議案605を通過させた後、直ちに法輪功への迫害を停止するよう中国共産党に求めました。そして本日343号決議案が通過し、中国共産党が行なっている法輪功学習者から強制的に臓器を摘出する行為の即時停止を要求しました。」
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/06/14/a1271103.html
(中国語)
(翻訳/小松 ナレーター/金丸 映像編集/顧)