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「英離脱でEU憲政の危機」 専門家が指摘

2016年06月25日

【新唐人2016年06月25日】

イギリスが史上初のEU離脱を決定したことにより、EUの威信が大いに傷つけられている。EUはこれからどうしていくのか、ヨーロッパの専門家に話を聞く。

 

欧州政策センター主任・ファビアン・ズリーグ氏

「イギリスがEU離脱を決めたことはEU加盟諸国にとって大変悲しいことだ。すでに市場への影響も見られるし、政治にも影響を与えるのは必至である。イギリスにとっても、他のEU諸国にとっても試練が訪れるだろう。」

 

イギリスのEU離脱により、EU全体の力が減少することになり、また、初めて離脱国が出たことはEUのイメージを著しく傷つけた。EUが将来どのようにすべきかが問われている。

 

欧州政策センター主任・ファビアン・ズリーグ氏

「EUの未来の鍵を握っているのはとくにフランスやドイツなどの加盟主要国で、妥協点を見出して問題を克服し、この危機を乗り越えていかなければならない。」

 

専門家は、イギリスの離脱によりEUは憲政の危機に晒され問題の解決には相当の困難が伴うと見ている。EUは最終的には難関を突破するだろうが、EUとイギリス双方は大きな代償を迫られると言う。

 

欧州政策センター主任・ファビアン・ズリーグ氏

「最終的にはEUは難関を乗り越え存続していくだろう。しかし、イギリスもEUも大きな代償を支払うことになるだろう。」

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/06/25/a1273118.html(中国語)

(翻訳/白白 映像編集/李)

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