【新唐人2016年6月28日】
医療に従事する者は、人々によく「白衣の天使」と呼ばれる。しかし、中国では少なくとも9000人以上の医師が、中国共産党が系統的に行なっている、良心犯から強制的に臓器を摘出することに関与した疑いがあると指摘された。海外の人権団体は数十件の調査録音を提供し、これは21世紀において、人類史上空前の凄惨な大量虐殺であると述べた。
問:広東軍区総医院の朱主任でしょうか?
答:はい、そうです。
問:私は北京304医院の者です。二人の親戚が304医院にいますが、腎臓が足りない状況です。法輪功受刑者の腎臓がよいのですが、あなた達のところに法輪功受刑者の腎臓はありませんか?
答:B型なら難しくありません、5月1日以前に必ず用意できます。
2006年3月、中国共産党による法輪功学習者からの生体臓器狩りが証人により暴き出された後、海外の「法輪功迫害追跡調査国際組織(追査国際)」は緊急に中国大陸の病院に電話をかけ、「移植が必要」という口実で、調査を開始した。
調査員:法輪功ドナーを見つけられるのですね?それなら私は行きます。
広西民族病院医者 盧国平:もし、あなたが早く(移植手術を)やりたいなら、広州の中山大学第三附属医院に行くことを提案します。あそこは学校名義で司法システムと通じるからです。
追査国際・汪志遠:「追査国際の調査で、20ヶ所以上の病院が、臓器は法輪功学習者からのものであると認めた。これらの病院は中国のおよそ20の省、市に及ぶ。これらの臓器は、裁判所が提供してくれたと明確に言うところもあれば、一部ははっきり言わず、ただ『臓器の供給源』が提供してくれたと言った。つまり中国共産党が法輪功学習者を監禁している生体収容所からである可能性が非常に高い」
この20数ヶ所の病院の医師が、自ら法輪功学習者の臓器を使用していると認めた以外、追査国際は865ヶ所の病院の公式サイトの情報と医学定期刊行物の論文から、9469人の医務人員が生体臓器狩りに関与した疑いがあると述べた。
追査国際・汪志遠:「私達が把握した大量の証拠は、これらの医師は直接臓器の摘出と移植の2つの部分に関与したことを証明する。彼らは臓器の出所の性質がわかっているはずだ」
第三者による独立調査は、過去15年間、中国共産党が行った強制臓器摘出手術は150万件に上ると結論づけた。
追査国際は、生体臓器狩りは江沢民が主導し、中国共産党の党、政、軍、武装警察、司法と医療システムを通して、法輪功学習者に対して密かに大量虐殺を実施したことを究明した。
現在、追査国際はすでに60件の調査録音、21万文字の総合報告を公布して、この告発を証明し、すべての正義ある人が同組織のウェブサイトで、生体臓器狩りの実情を詳しく知ってほしいと呼びかけた。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/06/25/a1273120.html (中国語)
(翻訳/廉 映像編集/李)