【新唐人2016年07月1日】
中国共産党政府の官製メディア・新華社は6月29日、サイバー管理局である国家インターネット情報弁公室(網信弁)の魯煒主任が辞職し、徐麟副主任が就任すると報じました。在任中ネット監督の強化に努めていた魯主任が突然辞職するとの消息を受け、西側メディアでも注目を集めています。
ボイス・オブ・アメリカは、魯煒を「党内で最も影響力があり、物議を醸してきた高官の一人」と紹介し、言論の自由を弾圧してきたため「ネット界の皇帝」と呼ばれていると報じました。
また、グーグルやアップルなど国内外のメディアやハイテク企業に圧力をかけ、厳しく監督してきた黒幕であり、中国版ツイッター・新浪微博など国内のソーシャルメディアに対し言論統制を行ってきた張本人であること、さらに中国共産党が合法的に言論の自由を弾圧し続けられるよう各種法整備も行ったことを報じています。
イギリスのBBC中国語ネット版の報道によると、ネットを厳しく監督してきた魯煒のことを西側メディアは「中国共産党のインターネットを守るガードマン」と呼んでいました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/06/29/a1273740.html (中国語)
(翻訳/白白)