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英保守党が中国人権報告書発表 法輪功学習者臓器摘出の罪を告発

2016年07月02日
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【新唐人2016年07月02日】

イギリス保守党の人権委員会は6月28日、イギリス議会ビルで中国の人権に関する報告書を発表しました。多くの議員が出席し中国共産党の人権弾圧を厳しく非難する中、法輪功学習者の臓器を生きたまま摘出していると告発しました。

 

記者:「イギリス保守党の人権委員会はここロンドンにある議会ビルで本日、2016年度の中国の人権状況に関する報告を行いました。中国共産党政府がこれまで17年間にわたり、生きたまま臓器を摘出するなど法輪功学習者に対し残忍な迫害を行ってきたと告発し、一党独裁のもと人権状況は悪化の一途を辿っていることを憂慮しました。」

 

フィオナ・ブルース議員:「報告書は臓器を摘出されるなどの迫害を受けている法輪功グループに対し深い関心を払っています。中国の臓器摘出問題を国際社会は調査するべきであり、イギリス政府が率先して調査するよう求めます。」

 

ブルース議員は、報告書はイギリス国民が臓器移植手術を受けるために中国へ渡航するのを禁止するよう政府に求めると述べました。

 

フィオナ・ブルース議員:「人の体から無理やり臓器を摘出するような行為は非人間的で認めることはできません。国際社会はこのことに対しもっと関心をもつべきです。」

 

ベネディクト・ロジャース・イギリス保守党人権員会副主席:「具体的にわれわれは、独立した国際調査機関によって臓器摘出の真相を調査するよう提案を行っています。臓器がどこから来たのか、どれほどの規模なのか。もしもわれわれが考えているように大規模に行われているとしたら、それは非人間的行為であり、国際法に照らして措置を取らねばならない問題です。」

 

ロード・パッテン前香港提督は報告書に寄せた前書きの中で、この報告書は全面的かつ詳細に中国政府の人権状況に関する記録を研究・分析したものだとし、イギリス政府は報告書の内容を重視し、特に香港の人権状況に関心を払うべきだと述べています。

 

ブルース議員は、この報告書に書かれている問題について、イギリス政府が中国政府に対し公式に取り上げて質すよう呼びかけました。

 

フィオナ・ブルース上院議員:「われわれはイギリス政府が報告書に書かれている問題について、非公式ではなく必ず公式の場で中国政府に質すよう求めます。」

 

報告書はイギリス政府に対する22項目の提案を列記し、対中政策を精査し調整するよう求めています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com.tw/b5/20160629/video/174609.html(中国語)

(翻訳/白白 映像編集/李)

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