【新唐人2016年07月11日】
中国系カナダ人監督・李雲翔(リ・ウンショウ)は、昨年、映画「臓器狩り」で米国のラジオ・テレビの最高の栄誉ピーボディ賞を獲得し、今また、RBCトップ25カナダ移民賞を獲得しました。
6月21日夜、2016年RBCトップ25カナダ移民賞の授賞式がトロントで行われ、中国大陸、アイルランドなどの国からきた、それぞれの業界で卓越した実績をあげた受賞者が集まり、ドキュメンタリー映画「臓器狩り」の監督・李雲翔はその25人の受賞者の1人です。
カナダ移民賞の受賞者・李雲翔(リ・ウンショウ):「この栄誉を頂いた事に感謝しております。過去15年来、数十万人の良心犯と言われた法輪功の学習者、ウイグル人、チベット人を含め、その人たちは生きたまま臓器を摘出され外国人に売られました。もし私が中国でこの映画を作ったとしても何の賞も得られないでしょう。」
十年前、李雲翔はカナダに移住したばかりの時、中国政府が生きたまま法輪功学習者の臓器を摘出する報道を見てショックを受けました。
カナダ移民賞の受賞者・李雲翔:「当時、私は全く信じておらず、あり得ないことだと思いました。しかし8年の調査を経て、多くの問題についてもっと研究、探索する価値があることが分かり、たくさんの証拠もこの映画に呈示しています。」
52分のドキュメンタリー映画の製作は、8年間かかりました。リリースしてから2年間、20余りの国のテレビ局で放送し、1千万人以上の観客が見ました。また米国のラジオ・テレビの最高の栄誉と言われるピーボディ賞(Peabody Awards)など多くの国際表彰も得ました。
今回の受賞者の中には5人の中国系カナダ人が数百の候補者の中から選ばれました。その中の2人はオンタリオ州から、3人はバンクーバーから来ました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/06/23/a1272778.html(中国語)
(翻訳/澤岡 ナレーター/淳萌 映像編集/尹)