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南シナ海仲裁に米「法的拘束力ある」各国の挑発的な言動を牽制

2016年07月14日
南シナ海仲裁に米「法的拘束力ある」各国の挑発的な言動を牽制

【新唐人2016年07月14日】

オランダ・ハーグの仲裁裁判所が12日、中国の南シナ海における主権を認めないとする判決を下したことを受け、ダニエル・クリテンブリンク米国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長はワシントンで行われた講演で、「(判決は)最終的で法的拘束力がある」と述べ、関係諸国は挑発的な言動を慎み、国際法に基づいて紛争を平和的に解決するよう呼びかけた。

 

クリテンブリンク・アジア上級部長は「南シナ海を含むアジア太平洋地域における領土や権益をめぐる紛争について、関係諸国が国際法と合致した方法によって平和的に解決するなら、われわれに長期的な利益をもたらすだろう」と述べた。判決が発表された12日にワシントンで行われた講演会で述べた。

 

クリテンブリンク・アジア上級部長は「米国はフィリピンと中国双方がそれぞれの義務を果たすよう希望し期待する。関係諸国すべてが挑発的な言動を慎むよう求める」と述べ、判決を受諾するよう関係諸国に求めた。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/07/13/a1275846.html(中国語)

 

(翻訳/白白)

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