【新唐人2016年07月20日】
中国の改革派雑誌『炎黄春秋』は12日に政府の人事介入を受け幹部が入れ替えられたのを受け、17日に廃刊の声明を発表した。
すでにネットで拡散している声明文には7月17日付で同社の法定代理人で社長の杜導正氏の署名と同社の社判捺印がある。
声明は、「7月12日に中国芸術研究院は違法かつ一方的に同院と炎黄春秋雑誌社が締結した協議書を破り、当社幹部の人事異動を行った。これは憲法第35条の公民に出版の自由を与える権利を著しく侵害する行為である」と述べている。
また、7月15日に同誌を管轄する中国芸術研究院が同社に人員を派遣して同誌のオフィシャルサイトのパスワードを窃取、変更し、同誌の基本的な編集出版の権利を喪失させたとし、同社委員会は即日廃刊を全会一致で決定し、今後いかなる人物が同社の名前で出版しようとも同社とは一切関係がないとしている。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/07/19/a1276782.html(中国語)
(翻訳/白白 映像編集/尹)