【新唐人2017年1月11日】
トランプ次期米大統領は9日、ニューヨークでアリババグループのCEO、ジャック・マー(馬雲)氏と会見しました。マー氏は、アメリカ製品を中国やアジアの消費者に紹介し、アメリカに多くの雇用を生み出したいと述べました。
アリババグループCEO ジャック・マー氏:「アメリカ中西部には農産品や衣料品、ワイン、果物など多くの商品があります。」
中国のネット通販大手、アリババグループのCEO、ジャック・マー氏は、将来5年間でアメリカに100万人の雇用を生み出すと述べました。
アリババグループCEO ジャック・マー氏:「アメリカ中西部の100万個の中小企業をアリババの通販システムでサポートし、農産品やアパレルなどの商品を中国やアジアに向けて販売できるようにする。アリババは中国、東南アジアで巨大なネット販路を持つ。」
一方のトランプ次期大統領はこの計画についてよく確認していないものの、マー氏はこの計画について非常に楽観的です。
アリババグループCEO ジャック・マー氏:「門は開いた。我々は米中関係や貿易問題についてオープンに語り合った。」
トランプ氏とその頭脳集団は、中国が国際貿易のルールを無視しているために、アメリカの貿易に多大な損失を与え、雇用を奪ったと考えており、中国製品に対し、高い関税を課すと公言しています。
このため、マー氏側には、今回の会見でトランプ氏に対して良い顔をしようとの考えがあったと見られます。
アリババグループCEO ジャック・マー氏:「トランプ氏は非常に明晰な頭脳と進歩的な考えの持主です。我々は経済という領域で、互いの関係を深めようと、彼に言いました。」
この日、トランプ新内閣からこのようなニュースが飛び込んできました。
アメリカのメディアによると、トランプ氏は長女の婿のジャレッド・クシュナー氏を大統領上級顧問に任命するということです。これは「反縁故法」への抵触であるとロイター社は評しています。
35歳のクシュナー氏は義父の大統領選挙選の参謀役として重要な役割を果たしました。『ニューヨーク・タイムズ』によれば、クシュナー氏は現在、自身が入閣後いかにして事業から手を引くかについて、弁護士と協議中だとのことです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2017/01/10/a1306063.html(中国語)
(翻訳/白白 映像編集/李)