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中国の警察が密告アプリを開発し公開

2017年02月21日

【新唐人2017年2月21日】

北京の警察当局はこのほど通報、密告をスムーズに行えるスマートフォンアプリ「朝陽群衆HD」を公開しました。民衆の密告に頼って行う統治は社会を益々堕落させると憂慮する声も上がっています。

 

北京市朝陽公安局の公式サイトは13日、朝陽警察と関係部署が共同開発したスマートフォンアプリ「朝陽群衆HD」がすでにテスト公開されたと紹介しました。

       

アップル社のAPPストアでの説明は、「警察と市民が協力し、事件を通報し合うプラットフォーム」とあり、警察当局は「このアプリをダウンロードして、あなたの周りの人物を通報し、『朝陽群衆』となろう」と呼びかけています。

 

米国在住中国史研究者 劉因全氏:「かつて文革時代、中国共産党政府が極度の密告制度を奨励したために夫婦も親子も敵同士になってしまった。中共のいつもの手段で、人々を互いに闘争させるのに長けている。」

 

たびたびネット上でタレントや有名人の違法薬物や買春などを告発し話題になった北京市朝陽区民が、「朝陽群衆」と呼ばれるようになりました。「謎の特務組織」と冗談まじりに指摘する声もあります。

 

新唐人テレビがお伝えしました。                

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2017/02/18/a1312312.html(中国語)

(翻訳/白白 映像編集/李)

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