【新唐人2017年2月26日】
大勢の退役軍人が中国各地から集まり、22、23両日北京市内の中央紀律委員会ビルの外で陳情を行い、地方政府の退役軍人に対する福利政策を改善するよう習近平中央軍事委員会主席に求めました。
国外メディア各社が報じたデモ参加者の数はまちまちで、国内メディアは北京での陳情活動としては最多の2万人と報じる一方、現場をビデオ撮影した人は5、6万人だと述べています。
中国国防部の任国強報道官は23日の定例記者会見で、「一部の退役軍人の生活状況は改善された」と述べ、退役軍人の生活が困窮している問題については徐々に解決されているとしました。
昨年10月にも1万人以上の退役軍人が軍事委員会ビルを包囲してデモを行い、政権幹部の関心を引きつけました。
退役軍人グループが頻繁に陳情のため北京を訪れることは、政府にとって頭の痛い問題となっていると言われています。もしも彼らを強制的に弾圧すれば、現役の軍人に大きな精神的影響を与える可能性があります。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2017/02/24/a1313110.html(中国語)
(翻訳/白白 映像編集/李)