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北朝鮮、イランへ通信機器輸出の中国企業に12億ドルの罰金

2017年03月09日

【新唐人2017年3月9日】

中国の通信機器大手、中興通訊(ZTE)が国連の経済制裁対象国である北朝鮮とイランに対し製品を違法販売しているとして告発されました。米国のウィルバー・ロス商務長官は同社を痛烈に批判し、12億ドルの罰金を科すと発表しました。

 

ウィルバー・ロス米商務長官:「ZTEの幹部らは何年もの長きに亘って調査員に噓をつき、調査を妨害し、騙してきた。2016年3月に我々によって現行犯逮捕されてから、同社はやっと事実を認め始めた。今回の挙によって我々は世界に向かって警告する。違法な貿易を行うお遊びは終わりだ。我々の経済制裁や輸出規制などの法を無視する者は処罰を免れず、最も重い対価を支払うことになるだろう。」

 

ZTEは2010年1月から2016年3月までの間、アメリカの輸出許可を得ないまま総額3200万ドルの米国製通信機器をイランに輸出したほか、200回以上に亘って北朝鮮に携帯電話を輸出したと指摘を受けています。今回罰金12億ドルという重い罰を科せられたZTEは、罪を認め8億9200万ドルを支払いました。残りの3億ドルは7年間支払いを延長することができます。

 

新唐人テレビがお伝えしました。             

http://www.ntdtv.com.tw/b5/20170308/video/191744.html(中国語)

(翻訳/白白 映像編集/李)

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