【新唐人2017年4月3日】
ドイチェ・ヴェレ
河北省特区設置巡り不動産価格高騰
中国政府が先週末、河北省に特区の雄安新区を設置すると発表した後、新区が入る3県の不動産価格が急騰しました。政府は大慌てで不動産売買を行わないよう呼びかけ、政府系メディアも市場熱を下げようと躍起になっていますが、各地からの購買者が現地のホテルに押しかけています。内モンゴルの富豪は7200万元で8階分を購入しました。
大紀元時報
新区設置を目前に河北雄県前県委員会書記が拘束
政府が雄安新区の設置を発表するより4日前に河北省当局は雄県の前県委員会書記、呉亜非を紀律違反により拘束し、現在取調べを行っている。呉前県委書記は事前に新区開発の内情を知り得たことにより、何らかの利益を得たために捜査されていると報じられています。
ウォールストリートジャーナル中国語版
中国内から資金持出せず外国で融資受ける中国企業
政府が資金の海外流出を厳しく制限しているため、中国企業は国内の資金を国外の事業運営に当てることが難しくなっています。このため外国企業の合併買収やドル立ての債権返還のために、多くの中国企業が外国で融資を受けています。調査会社のディールロジックは、今年の第一季に中国企業が発行したドル立て債権は総額526億ドルに上り、前季より72%もの急増で、昨年度同期の5倍となったと発表しています。
ロイター
反韓感情で現代、起亜の中国での販売業績落ち込む
中国で反韓感情が高まっているのを受け、韓国の現代自動車と起亜自動車の両社は3日、中国の消費者の韓国製品への購買意欲が低下しており、中国地区での販売が落ち込んでいるとし、3月分の海外販売業績に打撃を与えるだろうとそれぞれ発表しました。現代自動車の中国国内のある工場は3月24日から4月4日まで生産を中止しており、外交面への影響も懸念されています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2017/04/04/a1318723.html(中国語)
(翻訳/白白 映像編集/李)