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高級食材「ツバメの巣」から発がん性物質

2011年08月25日
 
【新唐人日本2011年8月26日付ニュース】安全問題が問われている中国食品。今度は高級食材として知られるツバメの巣から基準値を超える亜硝酸塩が検出され、台湾でも大騒ぎになっています。
 
記者&業者:「これは中国のと同じ製品ですか?」
 
台湾同仁堂従業員:「私たちも分かりません。後ほど担当者が説明します」
 
開店に先駆け、ツバメの巣製品を棚から下ろすのは、台湾同仁堂。原因は北京の同仁堂集団が販売していたツバメの巣から基準値を超える亜硝酸塩が検出されたためです。
 
台湾同仁堂営業マネージャ 徐建華氏:「北京同仁堂集団にあわせて国内外の販売店全てがツバメの巣の販売を中止し、自主管理で棚から下ろしています」
 
記者:「すでに購入したのは返品できますか」
 
台湾同仁堂営業マネージャー 徐建華氏:「店のほうから連絡します」
 
今回問題になったのは、血入りツバメの巣。ツバメの巣の中でも最高級とされ、優れた栄養価とともに美容にもいい最高級の珍味とされています。しかし、こんな高級食材からも亜硝酸塩が検出されました。
 
長庚毒物科医師 林傑梁氏:「亜硝酸塩とツバメの巣の蛋白質が反応し、発がん性物質ニトロソアミンを形成します。長期にわたって亜硝酸塩含有のツバメの巣を食べると発ガンのリスクが高くなります」
 
医師によると、亜硝酸塩は微量であっても長期にわたって摂取した場合、癌にかかる危険性があるため、なるべく食べないほうがいいそうです。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
 
 

 

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