【新唐人2017年7月24日】
国境なき記者団はこのほどアジア地域で初となる台北支部を設立しました。
「ヴォイス・オブ・アメリカ」によると、国境なき記者団のクリストフ・デロイル事務局長は7月18日、香港ではなく台北に支部を設立した理由について、台北の方が法律や治安、将来性などの面で香港よりも優れており、スタッフに対する監視の危険も少ないからと述べました。
また、華人文化圏において台湾が唯一民主主義と言論の自由が保障されている場所であり、共産主義が華人に合った制度であるわけではないことの証左だと語りました。
台湾の蔡英文総統は国境なき記者団の台北支部設立について歓迎の意を示し、より多くの国際NGOが台湾で事務所を設立し、人権問題の上で台湾が貢献できるようにしてほしいと述べました。
国境なき記者団は1985年に設立され、本部はパリにあり、記者が迫害を受けないよう保護し、報道の自由を推進するため、現在15カ国に16の事務所を設置しています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2017/07/19/a1334054.html(中国語)
(翻訳/白白 映像編集/李)