【新唐人2017年9月14日】
中国出身でニュージーランドの国会議員を務める楊健議員が、現在ニュージーランド安全情報局からスパイ容疑で捜査を受けています。
「フィナンシャル・タイムズ」の報道によると、楊健議員はかつて中国の軍事学校に学び、教職に就いた経歴があり、このことについて捜査を受けているとのことです。
2011年にニュージーランド国民党から国会議員に立候補し当選した楊健議員は、1962年に中国の江西省で生まれ、1978年に中国軍事学校の空軍工程学部(現空軍工程大学)を卒業後、同学部で教職に就いていました。その後、楊健議員は、軍の情報部傘下の洛陽外国語学院で修士号を取得しています。
洛陽外国語学院は軍事情報を扱う軍制服組とスパイを養成する機関と言われています。
「フィナンシャル・タイムズ」は、楊健議員は2011年の当選以来、同党にとっての主な資金調達係だったと報じています。楊健議員は、ニュージーランドと中国の関係強化を推進し、彼が主張する国際政策は中国政府の政策や考え方と一致するものでした。
楊健議員は9月13日に記者会見を開き、自分は中国政府のスパイではなく、ニュージーランドに忠誠を誓う者であり、関連した報道はすべてでっち上げだ、と非難しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2017/09/14/a1342289.html(中国語)
(翻訳/白白 映像編集/李)