【新唐人2017年9月19日】
北朝鮮が6回目の核実験を実施したのを受けて国連が制裁を強化して数日も経たない15日、再び弾道ミサイルを発射しました。中国黒竜江省のハルビン市では15日と17日、市民が北朝鮮の核実験に抗議しました。
15日、ハルビン市在住の于雲峰氏ら数名の抗議者は「北朝鮮の核実験によって東三省(黒竜江、吉林、遼寧三省)に損害が及ぶことに強く抗議する」と書かれたプラカードを掲げて繁華街を歩きました。17日にも于氏の恋人の李伯華さん(ハンドルネームは「可人」)など数名の「黒竜江・森耀弁護士事務所の詐欺被害者」が、同様の抗議活動を行いました。
ハルビン市民 文氏:「ハルビン市民の于雲峰さんと恋人の李可人さん、それから5~6人の市民が昨日、ハルビンの中央大街で、北朝鮮の核実験に抗議するスローガンを掲げていました。中央大街はとても賑やかな通りなので、多くの通行人の目にとまり、支持されていました。」
ハルビン市民は、中国の東北地方の三省に多大な危害を及ぼす北朝鮮の核実験に対して、政府は抗議すべきだと考えています。
ハルビン市民 宋氏:「汚染が心配です。それなのに政府は抗議しないどころか、背後で操っているとも聞きます。我々が自分たちの意見を述べれば弾圧され、逮捕されます。言論の自由もありません。」
記者は18日、于雲峰氏と李伯華氏の携帯電話に何度もかけていますが、通じません。「ラジオ・フリー・アジア」の報道によると、于氏は、警察当局から町中で抗議活動をしないよう電話で注意を受けた際に拒否をしたということです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2017/09/18/a1342825.html(中国語)
(翻訳/白白 映像編集/李)