【新唐人2017年10月10日】
アメリカの中台問題研究家、Ian Easton氏が、中国が2020年に台湾侵攻の極秘計画を立てていると暴露し、議論を呼んでいます。元ホワイトハウス官員やシンクタンクの学者たちが、中国は台湾を攻撃する能力を有せず、アメリカは座視しないと指摘しています。
中国は2020年に台湾に武力侵攻するのでしょうか?Easton氏の新著『中国 侵略の脅威』が台湾で話題になっています。
カーネギー財団中国安全保障問題専門家 Michael Swain氏:「この本を基にこう解釈するとすれば、まさにフェイクニュースである。」
戦略国際研究所軍事問題研究員 Richard Fisher氏:「彼は2020年に中国が台湾に侵攻すると言ってはおらず、2020年以降、台湾に侵攻する可能性が増加すると言っている。」
著者のEaston氏は、メディアに対し、2020年の台湾侵攻については、台湾の国防白書が記していると述べています。また、アメリカに台湾が直面している軍事的脅威を知らせるために、この本を著したと説明しました。台湾侵攻はすなわち、全アジアの民主制度との対決であり、中国には台湾に攻め込む力も勇気もなく、自殺行為だと指摘しています。
戦略国際研究所軍事問題研究員 Richard Fisher氏:「ノルマンディ上陸の時と同じで、短期的、中期的に未来を予見することは不可能だ。中国の台湾侵攻は政策的にも軍事的にも力不足であり不可能である。中国にできることは台湾封鎖だけだが、それもアメリカとの大きな衝突を招くだけだ。」
元ホワイトハウス国家安全局官員のDennis Wilder氏は、2020年は中国の軍事力増強の目標に過ぎず、侵攻計画があるわけではないと指摘します。もし一たび台湾が攻撃を受ければ、アメリカは黙って見ていないとも言います。
元ホワイトハウス国家安全局官員 Dennis Wilde氏:「台湾が孤立無援になることはない。アメリカがついている。アメリカは台湾の国防戦略を理解しており、もし中国が台湾に侵攻すればアメリカがどういう行動を取るかを、台湾も知っている。」
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2017/10/10/a1345992.html(中国語)
(翻訳/白白 映像編集/李)