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米大使館のエルサレム移転 過去の大統領らも公約 トランプ氏だけ実行

2017年12月11日

【新唐人2017年12月10日】

アメリカのトランプ大統領は6日、エルサレムをイスラエルの首都に認定すると正式に発表しました。7日、トランプ大統領はツイッターで、「過去にも何人もの大統領が同様の選挙公約を掲げてきたが、公約を果たしたのは自分だけ」と投稿しました。

 

クリントン元米大統領:「エルサレムは依然としてイスラエルの首都であり、分断されることは許されず、誰もが訪れることができる都市である。」

 

ブッシュ元大統領:「私が大統領に就任したら、すぐさま米大使館をエルサレムに移転させる。なぜならエルサレムは首都であるから。」

 

オバマ前大統領:「エルサレムがイスラエルの首都となると、これまでも、そしてこれからも、私は言う。」「エルサレムはイスラエルの首都であり続け、絶対に分断されてはならない。」

 

トランプ米大統領:「米大使館をユダヤ人の永遠の首都、エルサレムに移転する。」

 

7日の深夜、トランプ大統領はこれらの動画をツイッターに投稿し、「過去にも何人もの大統領が同様の選挙公約を掲げてきたが、公約を果たしたのは自分だけ」とのコメントを添えました。

 

トランプ大統領:「今がエルサレムをイスラエルの首都と正式に認定する時だと決定した。」

 

国際情勢シニアエディター 唐浩氏:「現在の世界を見渡した時、トランプ大統領は、有言実行の大統領として稀有な存在です。彼は当選後、経済振興、大規模な減税、国境の壁の建設と、一つ一つ公約を実行しています。どれも実現が難しいものですが、企業家の態度をもって、約束したことを実行しているのです。」

 

エルサレムはかねてから国際政治の場で大きな議題となってきましたが、トランプ大統領がこの時期に公約を実行したことで国際社会は騒ぎになっています。

 

国際情勢シニアエディター 唐浩氏:「国際的には北朝鮮の核の脅威、国内的には政府予算と税制改革法案などの問題がある中で、さらに難しい政策を推し進めることは、中国や北朝鮮に対して、『私の発言を甘く見るな』というメッセージを発することでもあります。」

 

トランプ大統領はまた、ツイッターで、トランプ政権への支持率が9月以来最高の45%に回復したとの最新の世論調査結果もシェアしています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2017/12/09/a1354310.html(中国語)

(翻訳/白白 映像編集/Ann)

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