【新唐人日本2011年10月5日付ニュース】中国には“精神文明弁公室”と言う部署があります。近日、甘粛省の精神文明弁公室のある幹部が愛人に殺害される事件が発生。被害者の身分が精神文明弁公室の幹部というだけに、社会の注目を集めました。
9月23日、平涼市の精神文明弁公室の曹副主任が自宅で、刃物で50数箇所刺されて死亡。翌日自首した犯人は、なんと被害者の愛人でした。官僚が愛人を養うことは中国では珍しくありませんが、被害者の身分が精神文明弁公室の幹部というだけに、社会の議論を呼びました。
近年、愛人による官僚の腐敗問題の告発が相次ぎ上演されています。下は県レベル、例えば、河南省鎮平県政治協商委員会副主席や、上は省レベルの官僚、例えば陝西省政治協商委員会副主席や解放軍海軍副司令官。いずれも愛人の告発によって失脚しました。
ネット上では、“愛人”は反腐敗の主力になりつつあると、あざけられています。 こんな書き込みもあります。“反腐敗の最前線で奮闘している愛人たちに、崇高な敬意を!”
今回の事件で注目されたのは、精神文明弁公室の副主任という被害者の身分でした。中国当局が建前上推進している“精神文明”だけに、実に不名誉な死に方をしたのです。
“文明弁公室だけに、文明的なことをやる”と、ネット上ではあざけられています。
また、“腐敗分子が文明を率いるとは。祖国のいたるところに茶番劇だ。50回刺したところで、解決できるものだろうか。”
新唐人テレビがお伝えしました。
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