【新唐人2011年10月7日付ニュース】最近、中国の軍事スパイ活動が活発です。10月5日、ロシア連邦保安庁は、ロシアのS-300地対空ミサイルの機密文書を盗もうとしたとして、中国側の通訳を逮捕したと発表。ロシア当局によると、逮捕されたのは中国代表団の通訳で、中国の国家安全省の職員でした。
評論家 趙培さん
「今年 中国の軍事スパイが活発です。8月9日 台湾高等裁判所は台湾実業家をスパイ罪で有罪にしました。台湾ミサイル技術の買収容疑です。今年3月米国でも中国籍の劉思星が軍事技術の中国輸出で逮捕されました」
司会者
「中国の軍事スパイの内幕とは?」
評論家 趙培さん
「中国のプロのスパイは国家安全部や総参謀部の出身です。中国軍政治部管轄の保衛部もスパイ機関です。軍の総装備部の下にも情報収集部門があり,先の童勝勇は国家安全部のスパイです」
中国の海外メディアや海外駐在機関
「派遣職員や実業家もスパイかもしれません。2003年 カナダはスパイ容疑で,人民日報記者の移民申請を却下しました。第三に庶民にもスパイに関与させます。大陸人のほか台湾人や各国実業家など、彼らはプロではないものの、共産党に情報を提供します」
司会者
「スパイに力を入れる中国ですが、軍事力向上への影響は? 」
評論家 趙培さん
「スパイで短期的に軍事力が上がっても、逆に活発なスパイから、中国の武器自主開発の力不足が分かります。今年の国慶節の軍事パレードではロシア製武器の模倣品ばかり、
中国の武器レベルは米国から10~20年遅れています。模倣技術も最先端ではありません。たとえば今回盗んだ容疑のS-300はソ連の70年代後期開発のミサイルで、今はS-400が使われています。中国は各国から技術を盗んでいますが、寄せ集めの問題もあります。
高速鉄道事故のように各国の技術の寄せ集めがうまくいかず、実戦では命取りになる恐れがあります」
司会者
「ありがとうございました 」
俄罗斯宣布正式逮捕中共军事间谍.html