【新唐人2011年10月15日付ニュース】今年で辛亥革命から100年。辛亥革命のきっかけとなった「武昌蜂起」が起こった湖北省武漢市では、10日、烈士を悼む記念式典が行われましたが、会場に駆けつけた多くの民間人は、会場の外に締め出され、人権活動家も警察に拉致されました。
10日、辛亥革命のきっかけとなった「武昌蜂起」が起こった湖北省の武漢市では烈士を悼む式典が行われました。湖北省の王国正省長が追悼文を読み上げ、烈士に献花。式典に出席したのは党幹部や烈士の子孫のほか、大部分が学生でした。しかし、香港の新聞、アップルデイリーの報道によると、会場にわざわざ駆けつけた多くの民間人は会場から締め出されたそうです。
また、会場に行こうとした多くの人権活動家が当局の妨害に遭いました。
湖北省の人権活動家 石玉林さん
事前に多くが当局に拘束され、来られませんでした。3人しか会場に行けず、そのうち1人が余夢龍さんその夜余さんの地元警察の車から、人が降りてきて余さんを連行しました。2日電話をかけていますが、つながりません
中国当局は記念式典を大々的に行う一方で、民間の活動は締め付けています。これに対し、台湾でも記念活動が行われているものの、中台ではその意義はまったく違うとの指摘もあります。
湖北省の民主活動家 秦永敏さん
台湾国民党は革命を誇りとしていますが、共産党は宣伝工作に利用します。政権維持の道具にしていますが、民衆が祝うのは民主の実現のためです。中国では民衆と当局の祝う意味が完全に対立しています
中国のネットでは、ため息が聞かれます。台湾の馬英九総統は、辛亥革命100周年の演説で、台湾人民の善良さをたたえましたが、胡錦涛主席は、共産党の偉大さを強調するばかりで、人民の努力にはまったく触れなかったそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
辛亥革命百年中共官方禁民间纪念.html