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中国 ロシアの地対空ミサイルを購入

2010年04月03日

【新唐人201043日付ニュース】32日のロシア・インタファクス通信の報道によると、ロシアはすでに中国へ、15基のS300地対空ミサイルを納品しました。今回の取引額は、22.5億ドル。台湾のある議員は、中国は「これで台湾を攻撃する可能性は低いが、台湾に向けた武器の配備をやめるべきだ」と訴えます。

 

中国が今回、ロシアから購入した地対空ミサイルはS-300。巡航ミサイルや飛行機を撃墜でき、射程距離は150キロ以上、毎秒2キロ以上の速さを誇ります。 
 
しかし、台湾の外交・国防委員会の立法議員・林郁方(りん ゆいほう)氏は、「台湾にとってこれは最大の脅威ではない」と述べます。
 
台湾の外交・国防委員会委員 立法議員 林郁方
「中国がもし台湾を攻めるならば、S-300ではなく、弾道ミサイルを用います。中国は今回、防衛度の高い武器を購入しました。これよりも緊張をもたらすのは、中国の弾道ミサイルの増加です。中国には直ちに福建省・江西省・広東省にある台湾に向けた弾道ミサイルを撤去して頂きたい」
 
先週、アメリカの海軍司令官は上院委員会でこう述べました。「中国は台湾付近の長距離ミサイルを増やした。これにより、台湾はF-16が新たに必要となる。でなければ、今の軍事装備を一新しなければならない」
 

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