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神韻台湾公演 台北からの声

2010年04月04日

【新唐人2010年3月28日付ニュース】「世界一の舞台」。中国古典舞踊の公演団体・神韻芸術団はこうも評されます。2010年の神韻芸術団の世界ツアーはアメリカから始まり、韓国・日本などアジア各地をめぐりました。そして、3月19日からは一ヶ月間の台湾公演を行っています。 

現在、最も豊かな中華文化が残されている台湾。この地に降り立った神韻は、台湾に何をもたらしたのでしょうか。最初の公演地、台北の反響はどうだったのでしょうか。本日の番組では皆様を台湾へとお連れします。観客の声をお聴き下さい。
 
「素晴らしい」
「先駆者」
「すべて百点」
 
5000年の歴史を誇る中華文化。これを毎年、すべてオリジナルで表現する神韻芸術団は、今回台湾で4度目の公演を行います。最初の公演場所は、芸術文化の殿堂(でんどう)・台北の国父記念館です。
 
台湾の馬英九(ば えいきゅう)総統、蕭万長(しょう ばんちょう)副総統からは「神韻芸術団の巡回公演の成功を祈って」と書かれた祝い花が、立法院の王金平(おうきんぺい)院長からも「円満な成功を」との祝辞が寄せられました。また、多くの政治家や50名あまりの国会議員、そのほか台湾各地にある様々な団体などからの祝辞も、次々と寄せられました。
 
しなやかで美しく、息の合った舞踊。その力と技の数々に観客も魅せられた様子です。出演者の鍛えられた技をこう評価します。
 
芸能人 傅娟
「素晴らしい。というのも個人だけでなく、団体としても素晴らしいです。私が思うに、最も難しいのはすべての出演者が揃って同じ動作をすることです。驚いたのは、彼らの開脚ジャンプの高さが揃っていた点。これに私は脱帽しました」
 
テレビ番組製作者 陳君天
「リズムに動き、どれも感動しました。彼らは皆宝石です。確かな技を持っています」
 
会社理事長 許嘉旭
「神韻の舞踊ですが、これは歴史上初めての、まさに『神の調べ』でしょう」
 
神韻芸術団は、中国古典舞踊の豊かな表現力で物語を描き出し、登場人物の心のひださえ表現します。彼らが送ったメッセージ、それは中華・神伝文化の奥深い意味です。
 
世新大学工学科・教師 黄文珊
「芸術は本当に一切の言語を使わなくても、人の魂の最も奥深くに直接触れられるのですね。実は今日私は何度も観ました。毎回、今話しているみたいに目が潤んできます。本当に感動しました」
 
正心楽団団長 魏德棟
「神韻の心、調べ。これらはみな神韻が秘めるものです。舞踊だけでなく、神韻が表現した奥深い意味、そこに精神が宿るのです」
 
神韻の衣装の色彩は、「この世にはないもの」とも言われます。そこから仕事のひらめきを得た、と語るプロのデザイナーもいました。
 
服飾デザイナー顧問 陳秋雲
「ええ、そうです。まるで自分の身が天国に置かれているような……。仙女のようだというべきかもしれません」
 
新鋭の服飾デザイナー  黄嘉祥
「この公演を見る機会を得られて本当に感激しています。というのも、舞台の演技のほか、衣装や演出方法、それから数多くの手製の布、そして綿密な制作方法など。これからの私のデザインの仕事に、ヒントをくれました」
 
舞踊に音楽、それに合わせて動くスクリーン。舞台の場景(じょうけい)は真に迫ります。これには、「時空を越えて天の世界に来たようだ」との声もありました。
 
台湾ロレアル化粧品の重役 フィリップ・オーチャム・ボート(Philippe Archam Bourt)
「バックスクリーンと舞踊、オーケストラの組み合わせは最高でした。観客を過去の歴史へといざない、古き良き中国のルーツも見せてくれたからです。動くバックスクリーンに、私も時空を行ったり来たりしました。本当に面白かったです」
 
ベテラン芸能人 恬娃
「本当に素晴らしかったです。衣装のほか、色使い、そして舞台と観客が一気に溶け合いました。だから本当に見事だと思います。まるで天に昇ったようです。天の世界ですね」
楽団の著名指揮者 陳澄雄
「感慨深かったです。というのもこのような公演は、今こそ観るべきなのです。今、社会は揺れに揺れています。だからこういう公演を観て、人々の心を癒す必要があります」
 
今年の台湾公演では初めて、神韻オーケストラによる生演奏が披露されました。その響きにうなずいたり、手拍子を送ったりする姿も見られました。
 
また、台湾という地元の特徴を配慮した司会のやり方に、プロも感銘を受けたそうです。
 
ラジオ司会者 張素華
「感動しました。司会者は、今回、地元に慣れ親しんだやりかたで公演を進行しました。これが物語るのは……。私の想像ですが、神の導きのもと、我々は皆兄弟だと再認識させてくれるのだと思います」
 
神韻は、本物の中国文化と芸術を余すところなく表現。中国で破壊に遭う伝統文化が、ここで真によみがえります。
 
メディア界の重鎮 楊憲宏
「消えつつある文化が再興されたようです。この点は最も感動的です」
「神韻は宗教を越え、多くの異文化も越えます。もちろん神韻の衣装や音楽、言語はみな中国のものです。つまり、この国に元々あったものですが、これらは表現されるべきなのです」
「神韻は広まるでしょう。神韻は強烈なパワーですから」
古くは神から伝えられたという中華文化。「あまねく照らす佛光を感じた」との声もありました。
 
陽明高校・校長 林清波
「神韻は唐の時代、唐の僧、中華文化を表現しました。特に仏教の経典を手にしたことは、今日まで中華文化に影響しています。これを表現したことは、何よりも価値があります」
 
中国の今を描いたプログラム、「妨(さまた)げえぬ神の道」は、観客に強い印象を残しました。
 
ベテラン・ジャーナリスト 姜小玲
「法輪功の学習者ですが、彼らは理不尽な迫害に遭っています。逆境の中、苦難を前に彼らはどう向き合うのでしょう。やはり清い心を保っています。このプログラムを観た時、私は心底感動して、涙がこらえられませんでした」
 
あらゆる年齢層の人々は、観賞後、神韻を評価しました。
 
台湾最大紙・自由時報の理事長 呉阿明
「老若男女を問わず、誰が観てもふさわしい。私のような年配者からあなたのような若者まで」
 
世新大学工学科・教師 黄文珊
「公演の一ヶ月前から、娘は『お姉ちゃん達の舞台を観たい』とねだっていました。多くの天使が演じているようでした」
 
公演を2回続けて観た観客は、「ほかの都市の公演も観に行く」と述べます。
 
テレビ番組製作者 何仲琳
「ただ一言だけです。スーパーパーフェクト。七つ星の公演です。完璧でした」
会場には20名あまりで観賞に来た団体も見られました。さらには、はるばるマレーシアから駆けつけた方々も。舞台が終わっても、いまだに名残惜しい様子です。
 
「次回はぜひ、マレーシアで神韻公演を」
 
ニカラグアの駐台湾大使 ウィリアム・タピア
(Willamm Tapia)
「どのプログラムも至極の美しさでした。一番気に入ったプログラムですか。難しいですね。実に綺麗でしたから。鮮やかな色彩、美しい舞踊、出演者のしなやかな動き、すべてが美しかったのです。あのリズムに振り付け、全体の組み合わせ、本当に見事です。完璧でした」
 
神韻公演を通じて、自らのルーツを探り当てた華人。神韻が表現した中華文化の美は、国や民族を越えて人々の心に訴えたようです。
 
新唐人記者が台湾・台北からお伝えしました。
 
 
 
 

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