【新唐人2010年4月7日付ニュース】4月6日、カナダ・トロント大学の研究チームは、「中国のハッカー組織がインドの国防省やチベット仏教の最高指導者・ダライラマの事務所などのコンピューターに侵入し、機密書類や電子メールなどを盗んでいた」と発表しました。
報告によると、ハッカー組織の拠点は中国四川の成都。ツイッターやグーグル、ヤフーメールなどで(マルウェアなど)ウィルス感染したコンピューターに侵入し、最終的に中国にある「中核サーバー」に接続するよう仕向けます。世界規模の「感染ネットワーク」を作り上げ、これらの感染コンピューターは中国に情報を送り続けていたといいます。
「盗まれた情報には、インドの軍事計画、財務計画、軍事演習、ミサイル計画などの78件の機密情報および2件の機密指定のインド国家安全委員会の文書が含まれている」と報告書は明らかにしました。