【新唐人日本2011年12月23日付ニュース】21日、フィンランド警察は、南東部のコトカに寄港した上海行きの貨物船から地対空ミサイル、パトリオット69基や150トンの爆発物が見つかったと発表しました。
イギリス籍の貨物船「ソール・リバティー号」(Thor Liberty)。デンマークの船舶会社ソルコ社所有の、乗組員32人。今月13日、ドイツ北部のエムデンを出航し、15日、フィンランドの首都ヘルシンキから120キロ離れたコトカに寄港。新たな荷物を積んだ後、韓国経由で上海に向かう予定だったそうです。
フィンランド国家調査局 職員
“船から、69基のパトリオットミサイルと
160トンの爆発物が見つかったと知らされました“
フィンランド国家調査局によると、爆発物はニトログアニジン(nitroguanidine)であると発表。25キロ入りの袋に包装され、重さは150キロ。新たな積荷を搬入中に作業員が破損した爆発物を発見し、通報。包装には“花火”と書いてあったそうです。
これらの爆発物は押収され、ミサイルはすでにフィンランド国防省に移送されました。
フィンランド警察は国家安全局や税務当局とともに、押収物がフィンランドの武器輸出に違反していないか、調査を行っています。
新唐人テレビがお伝えしました。