【新唐人日本2012年2月3日付ニュース】中国で迫害を受けている法輪功学習者のために3度公開書簡を出したため、当局の迫害に遭っている人権派弁護士・高智晟さん。高弁護士の精神は、チェコ共和国の人々にも深い感動を与えました。1月27日、ビオラ奏者ホスプロワさんの提案の下、高弁護士および法輪功学習者を声援するコンサートが、チェコ上院の所在地・プラハのヴァルドシュテインスキー宮殿で行われました。
俳優のヤン・ポトメシルさんが高弁護士の著書「神と共に戦う」の一部とチェコ政府、欧州議会および中国大使館宛の請願書を朗読。司会者の元上院議員カトリナ・ジャックさんが法輪功および共産党当局による迫害の現状を紹介しました。コンサートでは、ビオラの演奏と歌手のマルタ・クビソワさんの歌が披露されました。
チェコ上院副主席 Alena Paleckovaさん
「高弁護士の釈放を切に希望します。全世界の呼びかけで彼が自由を獲得でき、家族と会えることを望みます」
ビオラ奏者のホスプロワさんはコンサートのきっかけを述べます。
ビオラ奏者 Jitka Hosprovaさん
「深い感銘を受けました。去年 ここで開かれた、『神と共に戦う』新書発表会の時、本の一部を読みましたが、まるで私自身が拷問を受けるようでした。皆が見て見ぬ振りして目をつぶると罪悪は継続し更に蔓延し、迫害者を支持する事になります。私たちの先輩はビロード革命を通じ、後世のため 自由を獲得しました。私たちにもその義務があります。私は彼を支持＆信じます。私たちもこのようにハヴェル大統領を選出しました。彼も大統領になれるかもしれません。民を慈しむその品格を以ってです、彼を祝福します」
歌手で女優のマルタ・クビソワさんは、去年の新書発表会で高弁護士の家族からのビデオメッセージから、すでに580日間も音信不通であると聞き、強く胸を打たれたそうです。
歌手・女優 Marta Kubisovaさん
「このために一曲捧げます。この活動は高さんにとって非常に重要です。世界に彼のことを知ってもらうためです。世界も忘れないでしょう。私の記憶では80年代のチェコスロバキア時代、国外のこのような活動で多くの人が釈放されました」
コンサート終了後、参加者らはチェコ政府、欧州議会および中国大使館宛の請願書に署名。今回の活動には、国際作家クラブや国境なき芸術団、アムネスティーインターナショナルなども参加。コンサート終了後、中国大使館前で抗議活動を行いました。
新唐人テレビがお伝えしました。
