コント:中国特色
孔子学院の中国語クラスへようこそ。中国語を勉強するには先ず中国を理解する必要があります。中国を理解する近道は「中国特色」を理解することです。
今日は先ず常用フレーズを習いましょう。「中国特色」
先生 僕知っています。
おお、知っていたんですね。では言ってみて、「中国特色」の意味。
「中国特色」はつまり、「中国はセクシーすぎる」
「中国はセクシーすぎる」?誰に教わったのですか?
辞書で調べました。字の意味から言うと、「特」は「・・・過ぎる」という意味。例えば、「特大」は「大きすぎる」、「特多」は「多すぎる」の意味で、「色」は「セクシー」という意味だから、「特色」とは、つまり「セクシーすぎる」。「中国特色」とは、つまり「中国はセクシーすぎる」
独学能力は素晴しいですが、意味を取り違えています。「中国特色」は「中国はセクシーすぎる」ではなく、もちろん中国は確かにますますセクシーになってきています。でも「中国特色」はこの意味ではなく・・・。
じゃ どういう意味ですか?
「中国特色」とは、中国では全てのものが他とは違う。
それはなぜですか?
それは共産党がいるから。
米国にも共産党がありましたよ。今はありませんが、米国では共産党は不法組織です。
中国では逆です。共産党以外は全部不法組織。まあまあ、政治の話はやめましょう。「中国特色」とは何か説明しましょう。
先生、米国を例にして説明お願いします。
じゃ、米国共産党を例に挙げましょう。もし、それが1960~70年代に成り上がり、工人と農民を団結させ、資本主義反動組織の統治をひっくり返し、ニクソンの匪賊はハワイに逃亡した。総書記はキャンプ・デービッドで宣言する。「米国人は立ち上がった」。続いてはビル・ゲイツやバフェットなど、富豪の私有財産を没収する。Googleも党代表になり、マドンナも総政治部歌舞団に吸収され、ハリウッドも「建党偉業」を製作する。
先生、分かりました。「中国特色」とは「中国は全く話しにならない」ですね。
(翻訳/坂本 映像編集/工)