【新唐人2010年5月15日付ニュース】これまで数々の迫害に遭ってきた中国の人権派弁護士。これからは当局の不法行為に対し「ノー」と言おうと、立ち上がりました。近く、人権派弁護士の権益を守る団体が設立されます。
5月12日、北京の弁護士、李さん(訳注、李蘇濱弁護士)は、真に自分たちの権益を守る団体の設立を、北京の弁護士に向けて訴えました。またネットで、「大決戦の時が来た」とも述べました。
北京の弁護士 李蘇濱
「大決戦の時が来たのです。犯罪の黙視や当局への迎合は許されません」
2009年、李さんなど10名の弁護士が、北京司法局を訴えました。10億元の弁護士会費をゆすり取ったという理由です。この会費は非公開の上、弁護士の行動もしばしば制約を受けます。これについて、弁護士協会が独立していないため、と言われます。
5月8日、北京の一部の弁護士が集まって、法律の尊厳を真に守る、独立した団体の設立を検討しました。
法輪功学習者を弁護したため資格を剥奪された唐さんと劉さんは、弁護士管理処のトップを刑事告訴します。
弁護士 劉巍
「告訴過程で分かるように、これは我々への報復です。弁護士管理処のトップを告訴すると、5月5日検察は受理しました」
弁護士資格剥奪の処分について、唐さんは「当局に対し心から失望した」と語りました。
弁護士 唐吉田
「これで一層はっきりしたのは、当局のでたらめな不法行為です」
新唐人記者がお送りしました。