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「母を助けて」人権組織が動く

2010年05月21日

【新唐人2010年5月21日付ニュース】フィンランドに住む中国人少女、金さん(訳注、金昭宇さん)の母親は中国共産党に不法逮捕されました。法輪功を修練したためです。母を救おうと必死の金さんに対し、5月20日、国際的な人権組織――アムネスティは「全力を尽くす」と応えました。

金さんの母親(訳注、陳真萍さん)は、かつて末期の肝癌でしたが、法輪功の修煉で奇跡的に回復しました。
 
2008年北京オリンピックの直前、当局に捕らえられた後、河南省の刑務所に収容されています。その刑務所は、何と「衣服製造工場」の看板を掲げています。
 
母を救うため奔走する 金昭宇
「去年11月から今まで一切音沙汰なく、焦っています。刑務所は『転所した』と言ったけど、これは嘘でした」
 
金さんの母親を救うため、アムネスティはすでに2回、世界へ書簡を発表。中国政府への手紙も世界各地から寄せられています。
 
アムネスティの責任者 アヌ・ツッカネン
「拘禁の正当な理由はなく、彼女は良心の囚人です。信仰のために、中国政府にこの迫害をやめ、釈放するよう求めています」
 
アムネスティの要求に対し、中国政府からはなんの返答もありません。
 
「法輪功迫害後、外国の手紙はみな検閲を受ける」と金さんは言います。
 
母を救うため奔走する 金昭宇
「中国への私の手紙を友人は一人も受け取っていません」
 
金さんの母親はかつて、電気ショックや暴力など数々の拷問に遭いました。結果、歯は抜け落ち、肋骨にひびが入りました。さらに、ライターやカツラ・造花製造など過酷な労働も強いられました。
 
「金さんの母を救うため全力を尽くす」と応えたアムネスティ。このため、新たな計画も立てたそうです。
 
母を救うため奔走する 金昭宇
「私はあきらめません。母を救うまでは」
 
新唐人記者がヘルシンキからお送りしました。
 
 

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