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【びっくり語録】これも内政干渉か?!

2013年02月01日

 【新唐人2013年2月2日付ニュース】中国のスモッグがもう過ぎたかと思ったら、捲土重来しました。北京の天気は連日危険なレベルを記録しています。中国のこのひどい天気に対し、本局の中国通・郝毅博が斬ります。

 
ご存知のように、少し前中国は濃霧に覆われ、大気汚染がひどく、呼吸さえ困難でした。特に北京では 、PM2.5が最高測定値1000を超え、これには米大使館の大気汚染測定器も狂う寸前でした。
 
PM2.5が1000を超えるとは何を意味するかおわかりですか? 300を超えると「重度の汚染」です。300の3倍、これでは生きていられません。北京市民は実に強靭です。
 
先週、やっと天気が回復したと思ったら、数日間続いただけで、PM2.5がまた500を超えてしまいました。中国人の皆さんはくれぐれもお気をつけてください。
 
そう言えば、皆さんご存知のように、中国は去年からやっとPM2.5を測定する世界標準方法を採用しています。過去の数年間、米大使館は好意から大気汚染測定器を設置しましたが、中共はこれは「外交公約の違反」で、「中国の内政干渉」だと非難しています。
 
大気品質の公表も「内政干渉」?我々外国人をあまりにも困らせています。我々は中国人民を助けたいだけですよ。中共のこの言い方には中国メディアさえ見ていられません。騰訊(テンセント)はこう言っています。「『新聞聨播』の後の天気予報には、外国の大都市の天気状況も入っている。ニューヨークの暴風は米国内政だから、中央TVが公表するのは米国内政干渉ではないのか?」
 
中共の環境保護部に言いたいのはどうか力を抜いてください。天気を公表するのは国家機密でもなく、早く公表して速く改善すれば、この前の限界値を超えてしまった恐ろしい天気も現れなくて済んだのかもしれません。
 
貴方達が毎回空気が良いと言っていても、しかし実際はどうしても良くならないのです。「大河報」編集者の話を借りて言えば、「これには我々新聞編集者も困ってしまう」。彼だけでなく、私のような外国人が見ても困ってしまいます。
 
(翻訳/坂本 映像編集/工)
 

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