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新唐人・衛星放送妨害の控訴審

2010年06月16日

【新唐人2010年6月17日付ニュース】中国大陸へ唯一、当局の検閲を受けない番組を発信していた新唐人テレビ。しかし、北京オリンピックの直前、それが突如途絶えました。衛星を請け負っていたユーテルサット社はこれを「技術上のトラブル」が原因とし、これに対し新唐人テレビは独立した調査を求めましたが、去年11月、裁判所は却下。その控訴審が6月15日からフランスで行われます。 

6月15日、パリで行われた聴聞会で、新唐人テレビはこの件の独立した調査を行うよう求めました。
 
新唐人テレビ側の弁護士 ジョセフ・ブレハーム
「我々が求めるのは専門家を任命して行う調査です。事故発生前後の部品の状況を詳しく見るのです。これでユ社が本事故を利用して、中国側に加勢したかが分かります。これは欧州人権条約第十条に違反します。第十条は言論の自由を保障します。また、第十四条にも違反します。政治、宗教の理由だからです。ユ社はこれを否定し、技術上の原因だと主張しますが」
 
新唐人テレビは、裁判結果に強い期待をかけます。
 
仏・新唐人テレビ広報担当 イザベル・シェユ氏
「人権国家フランスは過りを正し、衛星を回復させて、賠償を命じると期待します」
 
判決は6月30日または、9月9日に下される予定です。
 
新唐人記者がパリからお伝えました。
 
 

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