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ミツバチで環境測定―ドイツ・デュッセルドルフ国際空港の試み

2010年08月02日

【新唐人2010年8月3日付ニュース】ドイツ第3の空港、デュッセルドルフ国際空港。その周囲には20万匹ものミツバチが暮らしています。実は、空港周囲の環境汚染の測定に大きく貢献しています。

デュッセルドルフ国際空港には、空港周囲の環境汚染を監視する専門の部署があります。通常の測定機器のほか、ミツバチも活用しています。ミツバチが作る蜂蜜の質は、周りの環境と大いに関わるからです。
 
この技術の活用は、もう4年になります。空港の周囲で作られた蜂蜜は定期的に実験室に送られ、その中の重金属などの物質を測定します。静かな農村で作られた蜂蜜と比べても、両者に差はなく、空港の空気がきれいなことが証明されました。
 
ドイツの養蜂家
「空港周囲のミツバチの様子は我が家のミツバチと同じです。我が家の方が静かですが、文献によれば、ミツバチは耳が聞こえない。振動にだけ反応して、飛行機の騒音は聞こえないのです」
 
デュッセルドルフ国際空港は、ドイツで第3の空港です。乗降客数は、1780万人にも達し、
世界180の空港と結ばれています。
 
新唐人記者がお送りしました。
 

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