【新唐人2010年8月9日付ニュース】アメリカ法曹協会は、8月6日、中国の人権派弁護士、高智晟氏に「国際人権弁護士賞」を授与しました。
8月6日、アメリカ法曹協会は高氏に対し、「2010国際人権弁護士賞」を授与。
授賞式では高氏の代わりに、お嬢さんが賞を受け取りました。取材に対し、父親の心境を推し量って、こう述べました。
高弁護士の娘 格格さん
「きっと父は喜んでいます。父が喜ぶのは受賞だけではなく、父の中国のための行為が、正しいと認められたから。正しいなら、父の後に続く人が増えます」
お嬢さんによると、高氏の活動は中国では理解されず、よく卵や石を家に投げつけられたそうです。
高弁護士の娘 格格さん
「裁判官に取り入るべきか、父は悩んでいました。最後、母に告げたのは「このまま行こう」、行き詰ったら、また考えようと、悩みぬいて正しい道を選びました」
中国の真実を知った高氏は、これから歩む過酷な道を覚悟したそうです。
高弁護士の娘 格格さん
「当局から強い圧力を受け、口数が減り、白髪が増えました。その後、法輪功など、中国の真相を知って、このために身を捧げようと、決意したようです」
高智晟弁護士は、特に無実の法輪功学習者の弁護をしたため、何度も当局の拉致や監禁に遭い、拷問も受けました。今年4月から再び行方不明になっています。
新唐人記者がお送りしました。