【新唐人2013年3月3日付ニュース】中国共産党第12期全国政治協商会議と全国人民代表大会を控えている北京。2月28日、依然スモッグに覆われた北京では、強風とともに黄砂に見舞われました。
両会を控え、各地から代表たちが次々北京入りしました。北京の天気はスモッグに黄砂が加わり、視界は極めて不良です。天安門広場の警備兵たちは一日中手すりの砂埃を拭いているものの、いつまでもきれいになりません。
28日、北京市内の可視度は500メートル未満。車の運転には細心の注意が必要で、外出にはマスクが欠かせません。
北京市民 胡静さん
「スモッグがあると予報していたのに、黄砂も混ざっているようで、目も口も開けられません。だから全身武装しています」
北京だけでなく、悪天候は中国各地で猛威を振るっています。
この日、山西省や寧夏などの地方も北京同様、スモッグと黄砂に見舞われ、一部地域では自分の指さえ見えないほどでした。
東北地方の吉林、遼寧や内モンゴルでは、スモッグこそ現れていませんが、大雪に見舞われ、空港や高速道路が臨時閉鎖を余儀なくなれ、気温は5度から10度下がりました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/03/01/atext855103.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)