【新唐人2013年3月11日付ニュース】上海市を流れる黄浦江(こうほこう)の上流で大量の豚の死骸が浮いているのが発見されました。その数は900匹以上に上り、あたりは悪臭が漂い、住民は飲み水の汚染を案じています。
黄浦江の上流・松江水域で、3月9日午前現在、929匹の豚の死骸が発見され、悪臭を放っていたそうです。
市供水局によると、松江水域は上海市水道水の水源にあたるそうです。
地元住民
「現在は過去数年より多いです。これほど多くなかったのです」
上海市松江区環境保護局は、豚の死骸はすでに処理し、消毒済みだと発表。水質に影響はないとし、水道水の供給も通常通り行っています。しかし、付近の住民は飲料水は別に購入するつもりだと述べています。
上海市松江区環境保護部総監督 徐蓉氏
「夜が明けると同時に引き上げ作業を始め、夜暗くなるまで続けます」
住民らは豚の死骸を川に捨てて処分する不道徳な行為を非難しています。豚の所有者などはまだ調査中だとのことです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/03/10/atext860587.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)