【新唐人2013年5月1日付ニュース】ゴールデンウィークの連休が始まり、中国各地の観光地は人で溢れかえっています。湖南省の鳳凰古城(ほうおうこじょう)だけが入場料騒ぎで観光客が減少しているほかは、どこもごったがえしていますが、マスクを着用している人はほとんどいません。一方、鳥インフルエンザの感染者数は各地で増え続けています。
いつもの光景ですが、中国各地の観光地は人で溢れかえっています。肩がぶつかり合う人ごみの中でマスクを着用している人は見かけません。鳥インフルエンザの蔓延がまるで別世界の話のようです。
しかし、H7N9型鳥インフルエンザに連休はありません。福建省を含む複数の地方で、相次ぎ感染が確認されています。
あるネットユーザーは命の危険を冒しながら、広東省などにもH7N9型感染者出現の情報を暴露しています。
先日、中国江蘇省蘇州市で企業を営む台湾人企業家の感染が確認された台湾では、H7N9型の危険性を強調し、ヒト間感染のもたらす危害を推定して、予防を呼びかけています。
一方、中国本土では国営企業の“中国移動通信”が、通話料プランに加入する契約者に鶏2羽をプレゼントするキャンペーンを行っています。
医学専門家は、H7N9型インフルエンザが流行している期間中は、公共の場所に出入りする際必ずマスクを着用し、こまめに手を洗い、各種動物との接触は避けるよう呼びかけます。
新唐人テレビがお伝えしました。
(翻訳/坂本 ナレーター/藤坂 映像編集/工)
【中国語】五一长假处处游客 H7N9悄然蔓延