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アルゼンチンで「江沢民訴訟案」再審

2013年05月13日

 

【新唐人2013年5月13日付ニュース】アルゼンチン刑事高等裁判所は4月17日、アルゼンチン連邦裁判所が前中国国家主席江沢民および前政法委員会書記・羅幹が法輪功学習者に対して犯した“ジェノサイド”などの罪に対し、再審を行うよう判決を下しました。

 

2005年、中国の前国家主席・江沢民と前中央政法委員会書記・羅幹は、法輪功学習者に対する迫害の罪でアルゼンチンで提訴されました。2009年12月、ラマードリッド ( Octavio Araoz de Lamadrid) 裁判官は“ジェノサイド”および“人道に反する罪”で両被告に国際逮捕状を発行。同時に国際刑事警察機構に対し、両被告が出国した際には逮捕し、アルゼンチンに引き渡すよう求めました。

 

この国際逮捕状が発行されたあと、恐れを感じた中国共産党当局はアルゼンチンの中国大使館を通じ、アルゼンチンの裁判所や政府部門に圧力をかけ、ラマードリッド裁判官を辞職に追い込みました。同時に、後任裁判官着任の初日、この国際逮捕状を撤回させました。

 

その後、“アルゼンチン法輪大法協会”は2度にわたり上訴を行い、案件が進まないのは中国共産党政権の政治的圧力によるものでことを指摘しました。数年間の努力を経て、ようやく上訴に漕ぎ着けました。

 

原告側弁護士アレハンドロ・カウズ(Alejandro Cowes)氏は、裁判所が一日も早く撤回した国際逮捕状を回復することを望むと示しました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/05/11/atext896003.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

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