【新唐人2010年9月11日付ニュース】秋といえば、卵がぎっしり詰まった上海ガニの美味しい季節です。しかし最近の報道によると、カニを効率的に育てるため、抗生物質や避妊薬などが使われるそうです。では、人体への影響はどうなのでしょうか。
ご存知のように、9月になると上海ガニのメスには卵がぎっしりと詰まってきます。誰もが魅了されるその味ですが、その危険についてはご存知でしょうか。
報道によると、江蘇省の養殖池ではホルモン剤が使われているそうです。ホルモン剤を使えば養殖期間は通常の半分ですみます。
香港メディアによると、香港では上海ガニからホルモンや抗菌物質が見つかりました。カニを育てる際、少なくとも10種類の薬は使うとされ、また、輸送中に死なないようにカニを捕る前にも、抗生物質を与えます。福建省の養殖場ではメスが卵を生んで痩せないようにと、避妊薬さえ使います。
香港の医者、労先生は「ホルモン剤や避妊薬を妊婦が摂取すれば、奇形児を生む恐れがある」と警告しました。
最近、上海ガニの業界団体はこれらの疑惑を否定。しかし、養殖池の水は循環していないことは認めます。すると、カニの排泄物や腐った餌が残り、細菌を招くので大量の消毒剤や抗生物質が使われることになるのです。
新唐人記者がお送りしました。
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