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米国会 法輪功迫害停止を促す

2013年06月10日

【新唐人2013年6月10日付ニュース】先日米カリフォルニア州で米中首脳会談が行われた際、法輪功迫害問題は米国国会議員共通の関心事になりました。米上院のロバート・メネンデス外交委員長(民主党)は先日、オバマ大統領に書簡を送り、法輪功などの人権上の問題を習近平国家主席に圧力をかけるよう呼びかけました。米国の中国に関する連邦議会・行政委員会CECC(Congressional-Executive Commission on China )も法輪功への迫害停止を呼びかける声明を発表しました。多くの人権および信仰団体も共同でオバマ大統領に呼びかけ、中国共産党が法輪功学習者・王志文さん、李昌さん、人権弁護士の高智晟さんら政治犯として収監されている人々の釈放を促しました。

 

米上院のロバート・メネンデス外交委員長はオバマ大統領に宛てた書簡で「全ての議員たちが共通して憂慮している点は、中国政府に普遍的な人権に対する尊重が欠けていることである」と述べています。

 

メネンデス外交委員長は、中国共産党による多くの人権侵害事件を列挙しました。例えば、法輪功学習者は常に裁判を経ないまま、或いは弁護を許可されない状況下で労働教養所に送られます。この他にも人権弁護士・高智晟(こうちせい)さんも中国国家安全部に強制連行。その後、懲役3年の判決を言い渡されました。

 

メネンデス外交委員長は、アメリカは中国の指導者に対し、人権問題は安全と経済問題に対する憂慮のために放置されることはありえないと、はっきり表明すべきだと考えています。

 

6日、30におよぶ人権団体や信仰団体も共同で声明を発表し、オバマ大統領が中国共産党に対し政治犯として収監されている人々の釈放を促すよう呼びかけました。この中には法輪功学習者・王志文(おうしぶん)さん、李昌(りしょう)さん、人権弁護士の高智晟さんが含まれています。この呼びかけは4人の米国国会議員の署名支持を得ています。

 

CECCも中国政府に対し、人権と法制上において具体的にステップを踏むことや、法輪功への迫害停止を促す声明を発表しています。同委員会も法輪功学習者・王志文さんを含む中国の政治犯に注目しています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/06/08/atext911274.html (中国語)

(翻訳/赤平 編集/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

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