【新唐人2013年06月26日付ニュース】台湾を訪問中の中国の盲目の人権活動家・陳光誠さんが24日、台北市内で記者会見を開きました。陳さんが台湾入りして初めて開いた国際記者会見には、40数カ国メディアから120人を超える記者が参加し、質疑応答を行いました。陳さんは今回、台湾で2週間ほどの“人権のための旅”を行う予定です。
人権活動家 陳光誠さん
「もう変化を見せるべきです。中共当局との付き合いを大陸の人権のために闘う一般民衆との付き合いに変えるべきだと思います。これは中国が一日も早く民主化に向かうのに有利です。これは中国民衆の民意であり、少数権力者の考えだけではありません」
出席した記者から、中国当局による法輪功に対する迫害をどのように見ているのかと聞かれたとき、陳さんは“失敗の二文字で形容できる”と答えました。
人権活動家 陳光誠さん
「多年来、1999年から迫害が始まっていますが、我々が目にしているのは夜が明けると、突然農村部の至る所に法輪功のビラが撒かれている光景です。弾圧は失敗したと言えます。如何なる私利私欲のために行うことは、時間が経つと失敗に終わります」
この後、陳さんは台湾の中央ラジオ局で中国大陸向けのラジオ番組を収録。番組の中で陳さんは中国民衆にとっての短波放送の重要性を強調し、中国の民主化を促進するための有力な武器である短波放送を続けていくよう呼びかけました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/06/25/atext919902.html(中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/工)