【新唐人2013年8月6日付ニュース】8月最初の週末、台北市の繁華街では中国本土で行われている臓器狩りの実演が行われ、多くの市民を引き寄せました。署名活動も同時に行われ、土日2日間で2600人が署名。集まった署名は国連に提出されるそうです。
8月4日、日曜日。台北市のデパートの前で実演が行われています。中国の警察と医師が、片手にお金、もう片手には肝臓を持って取引を行っています。手術台の上には生きたまま臓器を摘出された法輪功学習者が横たわっています。
台北法輪功学習者 蔡守仁さん
「刑務所、病院、軍警察までが法輪功学習者の臓器を収奪し、売買しています。皆の力で国連に訴えて、共に中共の臓器狩りの悪行をやめさせて欲しいです」
国連人権高等弁務官に提出される今回の署名活動は世界各国で同時に行われ、三つのことを求めています。“中国共産党による生きた法輪功学習者からの臓器狩りの即刻の停止。国連による調査の展開および元凶の起訴。中国共産党に法輪功に対する迫害停止を求める”。実演をずっと眺めていた伊(いん)さんは、署名後こう述べます。
市民 伊さん
「ネットでも見た事あります。あまりにも非人道的です。生きた人間の臓器を何かに使う。これには賛同できません」
市民 柯さん
「これを見た人は署名して、不道徳な行為を制止すべきです。皆が宣伝すれば、とてもいい事です」
主催者によると、土日2日間だけで2600人が署名。台湾の市民だけでなく、アメリカや中国、フィリピンなど12カ国からの観光客も署名にて支持を表明しています。
フィリピンからの観光客
「人間の悲劇、人道に反する暴力行為です」
照りつける炎天下の中、実演は毎日10時間以上行われ、中国の病院の暗黒な一面を台北の街頭に再現しました。去年台湾では3000人の医師が中国の生きた人からの臓器狩りに反対する活動に署名しています。今回の署名活動は11月末まで行われ、集まった署名は国連に提出されます。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/08/04/atext943751.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)