【新唐人2013年08月15付ニュース】今年に入って、中国を訪れる外国人観光客の数が急激に減少しています。その原因のひとつに深刻な大気汚染が挙げられています。
今年1月、北京で深刻なスモッグが現れて以来、中国を訪れる外国人観光客の数が激減しています。
中国国家観光局のデータによると、今年1月から6月まで、中国を訪れた外国人観光客の数は昨年同期比5%減少し、1300万人未満になっています。アジア、オーストラリア、ヨーロッパ、アメリカなど、いずれの地域からも減少しています。
AP通信によると、中国は世界最大の二酸化炭素排出国であるため、一部の観光客はスモッグを懸念して、中国への旅行をしばらく断念しているといいます。
専門家も、北京当局が大気汚染の効果的な改善策を打ち出せない場合、外国人観光客の数は長期的に下降を続けるばかりでなく、中国の観光業にもダメージを与えると指摘します。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/08/14/atext948985.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/蒋)