【新唐人2013年9月21日】新学期が始まり、河南省漯河市郾城区向陽小学校の保護者に学校費用の徴収知らせが届きましたが、うち二つの徴収項目に皆驚きました。「雷鋒に学ぶ」7元、「中国夢」8.8元とあったのです。これにはネットユーザーらが嘆きます。「夢を見るにも金が必要だったのか」。中共のイデオロギー教育とは皆を洗脳するだけでなく、財布の中身も丸ごと略奪するものなのです。
中共の洗脳において最も惑わされやすいのが「愛国主義」です。中共は中国の歴史を書き直し、自分を「救いの神」と称えていますが、中共は中国の救いの神ではなく、災難をもたらす「疫病神」なのです。簡単な例を挙げると、 日本との戦争で中国の人口は2062万人減少したそうですが、中共が作り出した「大飢饉」では3000万人の中国人が死亡しました。「日本侵略軍」よりも中共の方が、中国人にもたらした損失が遥かに大きいのです。
中共の悪政は虎より猛し、だから宣伝で洗脳するしかないのです。最近の例を挙げると、深刻な北京の大気汚染に対し、庶民がガソリンの劣悪な品質と改善されない工業汚染を指摘すると、中共はどうするのでしょうか?皆に「空気は安全である」と盛んに宣伝するのです。9月14日、中共宣伝部門の責任者・劉雲山常務委員が「全国科学普及日」活動に出席し、こう言いました。「生態に関する宣伝を強化し、美しい中国の社会雰囲気を建設すべきだ」。これはまるで街のオバサンが皆を連れて深呼吸してから、こういうのと同じです。「空気はこんなにきれい、環境はこれほど美しい、なのに私は怒ってばかりいけないいけない」。
胡錦濤の時代に始まった愛国主義運動には二つの特徴があります。1つは、憎む相手を見つけて、民衆に不満を発散させるのです。もう1つは、兵器技術の進歩を喧伝する事で、民衆に精神上のアヘンを与えるのです。実際、中共の兵器技術はほとんどがソビエト連邦から譲ってもらった骨董品で、うち最大の貢献者がウクライナです。中共のあの出航できない空母「遼寧」が正にウクライナから買った中古なのです。
ウクライナにもう売れる技術がなくなると、中共は空母建造において、日本とインドに遥かに先を越されてしまいました。8月6日、日本のヘリコプタ搭載護衛艦「いずも」の進水式が神奈川県横浜で行われました。中共メディアは憚ることなく、罵りましたが、その一方である事を漏らしました。日本には空母建造能力があり、しかも中国を遥かに上回っているという事です。
8月12日、インド初の国産空母「ビクラント」が進水しました。排水量は3.75万トンで、戦闘機36機を搭載可能です。就役は2018年になるそうですが、インドも空母建造能力を備えたのです。
中共の国産空母は却って謎だらけです。8月にカナダの軍事雑誌「漢和ディフェンスレビュー」が、上海の江南長興島造船所が空母の模型を建造していると報道、しかし、 後に偽ニュースであることが分かりました。空母の模型に見えたのは展示場の一部だったのです。軍事専門家はこの模型が本当に空母だとしても、これらを組み立て進水するには十数年の時間がかかると見ています。中共海軍の実力はアジアの中でも、日本とインドより遥かに遅れているのです。
これらは中国人がだめだからでしょうか?そうではありません。だめなのは中共です。皆さん考えてみてください。科学院院士の職を1000万元で買う社会では、科学技術の発展も金で買うしかないのです。空母ができるまでのこの十数年の時間差によって、中共の愛国主義宣伝は曲がり角に直面します。中共がもし国産空母またはその他先端兵器を作り出せない場合、中国人の愛国情熱は中共に対する不満に変わり、中共の崩壊を加速化させるでしょう。中共の煽動で立ち上がった愛国青年たちは、中共を腐敗無能な「清朝」と同等に見なし、中共をひっくり返すかもしれません。
本日のマイクロニュースはここまで。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/09/18/atext968938.html (中国語)
(翻訳/坂本 映像編集/工)