【新唐人2013年11月10日付ニュース】中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議が北京で開幕した11月9日、江蘇省と安徽省でそれぞれ爆発事故が発生しました。一方、厳重な警備が敷かれているにもかかわらず、多くの陳情者らが北京に赴きました。
9日午前11時頃、江蘇省儀征市の紅山体育公園で運転中の電動ボートが突然爆発し、乗っていた家族4人が池に投げ出されました。祖父と祖母二人が死亡し、二人が負傷。2人は病院で治療を受けているそうですが、うち、5歳の幼児は重傷を負っているとのことです。
安徽省合肥(がっぴ)市でも9日午後1時頃、マンションの1室で爆発音と共に炎が上がり、炎上。1人が死亡しました。当局の調査ではガス漏れによる爆発であるとのことです。
北京では9日から4日間、中国共産党第18回中央委員会第3回全体会議が開かれています。天安門での車突入・炎上事件に続き、山西省でも連続爆発事件が発生し、北京では厳重な警備体制が敷かれています。北京の警察部門は全員休暇を取り消し、安全保障に取り組んでいるそうです。
それにもかかわらず、同日、数千人に上る陳情者が北京の国家陳情局や中央紀律委員会監察部を訪れ、当局に腐敗を厳しく取り締まり、習近平主席に政治と司法の改革を行うよう求めました。当局は大勢の警察を出動し、陳情者を退散させ、一部を拘束しました。また、警察の暴行で負傷した民衆が病院に搬送されました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2013/11/09/atext1001166.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/ 映像編集/)