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カラー写真で見る100年前の中国

2013年11月15日
カラー写真で見る100年前の中国

【新唐人2013年11月15日付ニュース】20世紀初めに撮られた中国最初のカラー写真がネット上で話題となっている。20世紀の初頭、フランス・パリの銀行家で慈善家のAlbert Kahn氏が写真家十数人を雇い、世界範囲で撮影を行った。うち、ひとつのチームが中国に派遣された。

 

Albert Kahn氏の撮影計画は1909年から1931年の間に行われた。50数カ国をまたいて、各地の風土やその地の人々をカメラに収めた。

 

Albert Kahn氏は合計でおよそ72000枚のカラー写真と4000枚の立体写真、および100時間を超える映画フィルムを収集。これらの写真やフィルムは“地球檔案”と呼ばれた。1931年、財務問題が原因で撮影計画は中止せざるを得なくなった。

 

撮影チームが中国に派遣された時期は、西太后死後の清朝で、溥儀が即位し、その父親・醇親王が摂政についていた時期だった。チームは封建制度が終止符を打つ直前の中国をカメラに収めた。これらの写真は現在フランスのAlbert Kahn博物館に収蔵されている。

 

 

 

 

(写真:Albert Kahn博物館)

 

(翻訳/坂本)

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