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空母「遼寧」台湾海峡を通過し演習へ

2013年11月29日

【新唐人2013年11月29日付ニュース】11月26日に山東省青島市の基地を出発した中国初の空母「遼寧」の艦隊が台湾海峡を通過し、29日午前、南シナ海にある海南島三亜の基地に入りました。台湾国防部は「戦闘機や戦艦を派遣して厳密に監視した」と説明しています。

 

27日、「遼寧」と護衛艦2隻、駆逐艦2隻からなる空母艦隊が、台湾海峡の中間ラインから西へ14カイリ(26キロメートル)離れた海域を航行して、南シナ海の基地に向かいました。台湾国防部は戦闘機や戦艦を派遣して厳密に監視したと説明。

 

台湾国防部 羅紹和報道官 

「我が海軍の主力戦艦と空軍の主力戦闘機も全過程を監視し、国軍の偵察システムも全てを把握しています」

 

国民党 林郁方立法委員

「4隻の艦隊が堂々と南下しました。大きい陣がまえからわかるように、中共はやはり東アジアでの覇権的地位を狙っています。中共と日米間の対峙はますますエスカレートするでしょう」

 

今回の行動は、先日の防空識別圏の設定に続く軍事行動です。中国当局の東シナ海における主権アピールに対し、立法委員は、台湾政府は国際社会に対し態度を明確に表明すべきだと考えています。

 

新唐人テレビがお伝えしました

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2013/11/28/atext1013995.html  (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)

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