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ビヨンド ヒット曲を軸に中国で熱い議論

2013年12月09日

ビヨンド ヒット曲を軸に中国で熱い議論

 

【新唐人2013年12月9日付ニュース】人種隔離政策を撤廃に導いた南アフリカのマンデラ元大統領が12月5日、95歳で亡くなりました。世界が哀悼の意を捧げていますが、中国も例外ではありません。1990年、マンデラ氏が27年にわたる投獄の末、釈放された時、はるか遠い香港の人気ロックバンド、ビヨンド(BEYOND)が、「輝く日々(原語:光輝歳月)」という歌でマンデラ氏に敬意を表しました。ここ数日、中国のネットでは、その歌を軸とした、中国とマンデラ氏を巡る議論が活発に交わされています。

 

鐘の音は家に帰る合図、彼の命は、すすり泣いていたようだ、黒い肌は彼に意義を与えた。

 

1990年に釈放されたマンデラ氏は、27年間の投獄にも恨みを抱きませんでした。

 

そして包容力と努力で、南アフリカに民主と人権、自由をもたらしました。

 

12月6日、中国人もマンデラ氏に哀悼の意を捧げました。

 

北京市民

「マンデラ氏は私たちと同様、自由を求め、強権に抵抗した、一種のシンボルです」

 

中国のネットでは、ビヨンドがマンデラ氏に捧げた歌が再び注目され、政治体制を巡る議論も活発になりました。

 

嵐の中で自由を抱き締める

 

ある政治漫画家は「中国には人種隔離ではなく、特権隔離がある」と述べ、歴史学者は「マンデラ氏の成功は、彼自身と、最低限のモラルのあった敵のおかげだ」と指摘しました。

 

「マンデラ氏より勇敢な何万人もの中国人が戦っている」との声もある中、多くのユーザーが、「当局はマンデラ氏を悼みつつ、民衆を抑圧している」と批判し、高智晟(こう ちせい)弁護士など、多くの「良心の囚人」をマンデラ氏にたとえ、彼らを釈放するよう訴えました。

 

「マンデラ氏より勇敢な何万人もの中国人が戦っている」

 

「中国の刑務所で生殖器に爪ようじを刺された弁護士がいる」

 

「南アフリカでは拷問はなかった」

 

鐘の音は家に帰る合図

 

「中国にマンデラはいるが、デクラーク氏がいない」との嘆きも聞かれます。

 

また「ビヨンドの歌のリンクを貼った書き込みなど、無数の市民の訴えがまた当局に削除されるのか」という問いかけもありました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/12/08/a1020044.html

(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/工)

 

 

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