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【禁聞】李東生 迫害元凶への「華麗」なる変身

2013年12月25日

【新唐人2013年12月25日付ニュース】12月20日、中国当局が公安部副部長・李東生が取り調べを受けていることを発表してから、元中央テレビ局の局長から政法部門の高官に上り詰めた李東生の経歴が注目されています。では、元宣伝部門出身の李東生がどのようにして法輪功迫害の専門組織のトップに変身したのでしょうか。

 

宣伝部門出身で、公安部門の経験もない李東生が、どのようにして公安部門9人の副部長の中のナンバー2になり、背後にはどのような知られざる事実が潜んでいるのでしょうか。

 

上海の復旦大学でニュースを専攻した李東生は中央テレビで副局長を務め、報道特集番組「焦点訪談」の責任者でした。

 

アメリカに本部を置く「大紀元時報」によると、李東生は中央テレビ局在職期間中、江沢民に従い、積極的に法輪功迫害に加担し、「焦点訪談」番組を利用して法輪功を誹謗中傷する番組を大量に制作・報道しました。

 

不完全な統計によると、1999年7月21日から2005年までの6年半の間、「焦点訪談」は視聴率の最も高いゴールデンタイムを利用して法輪功を誹謗中傷するでっち上げ番組を102本制作し、5ヶ月の間70本を放送。

 

時事評論家 林子旭氏

「周知の通り、『焦点訪談』の番組制作には事前準備、取材、後期制作など、多くの時間と手間が必要です。李東生の『焦点訪談』は法輪功迫害が始まった最初の5ヶ月間で、70本の番組を制作し、2日に1本の計算です。つまり この期間中、李東生がやったのはCCTVのために、法輪功迫害のデマをでっち上げたことだけです」

 

2000年7月、李東生は中国ジオ映画テレビ総局(国家広播電影電視総局)の副局長に抜擢されました。その後間もなく、2001年の旧暦新年前、天安門広場で世界を驚かせた「天安門焼身自殺」のペテン劇が演じられました。

 

2001年1月23日、旧暦大晦日のこの日、当時の政法委員会書記・羅幹は、天安門焼身自殺事件をでっち上げました。当時中央テレビ局副局長兼共産党委員会の書記を務めていた李東生は、ゴールデンタイムに「法輪功学習者7人が焼身自殺を図った」との偽ニュースを繰り返し放送しました。

 

在米民主活動家 劉因全氏

「天安門焼身自殺のペテン劇は江沢民の指示で、彼が制作したのでしょう。このことで彼は手柄を立て、昇進できたのです。またこの事件は江沢民が法輪功にかけた最も汚い、汚水でもあります。中共が法輪功弾圧のために行った最も卑劣で、恥知らずなことです。CCTVは最前線で、最も悪い作用を働き、法輪功に対する民衆の憎しみを煽りました」

 

2002年5月、李東生は宣伝部副部長に昇進。2009年、当時の中央政治局常務委員で政法委員会書記の周永康は、李東生を公安部の副部長に抜擢しました。

 

「大紀元」の報道によると、宣伝部副部長の在職中、李東生は法輪功への誹謗中傷に力を大々的に入れ、同時に中央テレビの影響力を利用して世論を誘導し、共産党党内では宣伝部門の人間が公安部門で権勢を得た「奇跡」を作り上げました。

 

李東生は中央テレビ局を離れた後も、副局長の孫玉勝を操り、ニュースチャンネルを通して法輪功に対する誹謗中傷の報道をさらに強化しました。

 

法輪功迫害における業績が評価され、2009年、李東生は1999年から兼任していた法輪功迫害専門組織「610弁公室」の副主任から、主任に昇進し、法輪功迫害の元凶の一人となりました。

 

教育開発(International Educational Development) IEDは2001年8月14日、国連の会議において中国共産党が「天安門焼身自殺事件」を利用して法輪功を誹謗中傷していると強く非難し、事件は政府がでっち上げたペテン劇である事を暴きました。

 

IEDの国連人権理事会首席代表カレン・パーカー(Karen Parker)博士は、2012年9月18日の人権理事会において、中国共産党による臓器狩りの犯罪行為を非難する声明を発表しました。

 

現在、江沢民、羅幹、周永康、李東生などは世界数十の国と地域で「ジェノサイド」、「人道に対する罪」などで提訴され、一部国家では有罪判決が出されています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2013/12/23/atext1029409.html  (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

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