HOME > ニュースページ > 外人が見る中国 > 詳細

「外人が見る中国」番組制作の裏側

2014年01月08日

【新唐人2014年1月8日付ニュース】僕の名前は郝毅博。香港生まれの英国人で、今 ニューヨークに住んでいます。ここでは誰も僕のことを知りませんが、アジア、特に台湾ではちょっとした有名人になっています。

 

僕は新唐人テレビ局で「外人が見る中国」の番組キャスターを務めています。この番組は2012年末から製作を始めました。僕は香港で生まれ、英ロンドン大学で中国語を専攻し、台湾でも1年間中国語を勉強しました。だから中国の時事、映画、ドラマ等に関する論評番組のキャスターを務めることができ、とてもうれしく思います。

 

インターネットで最初にヒットした番組は中国本土のドラマ「甄環伝」(「宮廷の諍い女」)についての私の見方を述べた番組でした。

 

サッカーで選手がわざと転ぶのをきっと見たことはあるでしょう。甄環もドラマの中でやりました。               

 

2013年3月のある日の朝、まだ寝ていた僕のところに友人からSMSが届きました。「君 台湾で有名になったよ」と、僕は驚きと興奮とともに携帯を見ました。別の友人も写真を送ってくれましたが、美容室で見かけた新聞の1面に僕の写真が載っていたそうです。その後、多くのメディアが我々の番組を紹介しました。

 

「7分間にわたる独特な見方にネットユーザーは驚きの連続です。さらなる驚きは彼はなんと台湾時事も斬れるのです」

 

この1年 「外人が見る中国」のYouTube チャンネル登録者は10万人に達しました。

 

10万?!

 

このほか、Yahooのホームページでも「外人が見る中国」を視聴できます。僕の番組が東洋人と西洋人の交流と相互理解のかけ橋になれる事を嬉しく思います。

 

一部ネットユーザーは僕が中共を批判していると言いますが、確かにその通りです。僕はまさに中共を批判しています。共産党が中国社会や伝統文化を破壊し、人権を侵害するのを見ると、とても心が痛みます。しかし多くのメディアが報道しないのを見て、さらに悲しくなりました。だから僕は番組の中であえてこれらの闇の真実を伝えているのです。番組を始めた当初より僕の中国語もかなり上達しました。1回目の番組ではとてもゆっくり話していましたが、今はかなり速くなっています。この過程で僕も多くの新しい言葉を習得しました。例えば ネット用語、「郷民」(ネットユーザー)が何を意味するのかがわかり、「愛瘋5」(iPhone5)が何かわかりました。「康師傅」が誰なのかもわかりました。

 

「外人が見る中国」の制作は僕1人ではなく、素晴しい制作チームがいます。プロデューサーの朱は本当にすごい人です。テレビに顔を出すのは嫌いなので、この写真で勘弁してください。

 

そしてYuxuan、Yuxuan 挨拶いかがですか?

 

本当に素晴らしい人達で、彼らがいなければ、「外人が見る中国」も存在しないでしょう。僕にとって、この番組制作はとても難しいです。中国語は母国語ではないので、収録時は毎回NGだらけです。

 

制作チームのほかに、ファンの皆さんにも感謝の意を申し上げたいです。多くの励みとなっています。ニューヨークの地下鉄で、台湾からの観光客に遭ったりしますが、皆さん僕の事を知っているのです。「郝毅博 こんにちは。写真撮っていいですか」と。先月 ニューヨークである台湾音楽会で司会を務めましたが、その時も「ファンです。写真お願いします」と言われました。僕は新しい華人の友達ができたことをとても嬉しく思います。

 

将来機会があれば、台湾や香港、アジアの他の地域へ番組撮影に行きたいですね。僕は多分中共のブラックリストに載っているので、中国には行けません。いつか行けるようになったら、ぜひとも中国にも行きたいです。その時はこの「外人が」本当に「中国を見る」事ができるでしょう。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/01/01/a1034729.html (中国語)

(翻訳/徳山 編集/坂本 映像編集/工)

 

トップページへ